人生楽しいことばかり

に、したい人のつぶやき

ウエアハウス@アトリエファンファーレ高円寺

ウエアハウス見てきました。怖い怖いと聞いていたんですが、本当に怖かった……

 

緊張感と違和感と居心地の悪さでとにかく濃密な一時間半でした。いい意味でとても長く感じたというか、怖いお化け屋敷でゴールを探す感覚に近いかな。正直まだ内容を何一つ嚙み砕けた気がしないんですが、何か書く前に他の方の感想を読んでしまうと上書きされてしまいそうなくらいに自信がないので覚え書程度に感想メモります。ネタバレもりもりなのでまだご覧になってない方はご注意ください。

 

興味があるけど迷ってる!って方はこちらの方の記事おすすめです。

tmmrrw.hatenablog.com

 

舞台は近々解体される予定の教会。エノモトがそこで暗誦サークルの練習をしていると、シタラという男が入ってくるところから物語は始まります。二人は他愛ない会話からお互いの話をしていくのだけど、その会話はところどころ嚙み合わない。噛み合わないというよりは、不気味な違和感を覚えさせる。当たり障りない言葉で無難な会話をしようとするエノモトと、そのエノモトの社交辞令や会話上の「盛り」を額面通りに受け取るシタラ。そして区役所職員のテヅカ。世渡り上手で口の上手いテヅカにしてやられてしまったエノモトは、テヅカが悪印象を持ったシタラに一時理解を示します。しかしシタラと話すうちにシタラの狂気に気付いたエノモトは……というような内容なんですが、あれ?こんな話だったっけ?と自分で書いていても思う。この話ってわかりやすい起承転結的な流れがないんですよね。最後の場面を除いて全体の流れがすごくフラットというか。

 

一回観ただけではとにかく何もわからない。暗誦の元ネタとかわかるとヒントになるんですかね?勉強不足で暗誦の元ネタもわからないし、円周率が合っているのかすらもわからなかった。合っているらしいけど、あそこで円周率が合っていなかったのに堂々と言ってのけたんだとしたらまたシタラというキャラクターが変わっていたのではなんて思うんですが。どうかな。

 

最初に暗がりの部屋にいたのはシタラですよね。何かを理解するためにはというようなことを言っていたような気がするけど自信がない。だとしたらシタラは自分を理解してくれる相手を探しているってことになるのかな。でももう一ひねりされていてもおかしくないし、そこはあえてそのストレートさがいいような気もするし。理解を求めていたんだとしたら自分に興味があるってエノモトに言われて嬉しいなあって返してたシタラめちゃくちゃかわいいなって話になる。でも理解を求めるあまり一般的には相手が聞きたいと思わない部分まで話しすぎてしまって、拒否られて、最後には自分を殺させるという手段に出てまで相手と関わろうとしたのにそれもかなわず一人絶望して出ていった……って解釈になってしまうがそれでいいのかって気になる。というのも、最後のエノモトがテヅカに英語で話しかける理由がさっぱりわからなくて。シタラは英語で話しかけるのは自分に興味を持ってくれているかを知るためだって言ってたっけ?だとしたらエノモトはテヅカに自分を都合よく利用するためのコマだと思っているのかを問いかけているとか。うーん、自分で書いていてピンとくるような来ないような。そもそもあの場面は当日なんですかね?後日だとは思うんですが、一回帰ってあの状態でまた教会に訪れるエノモトの心理状態がすごく気になります。

 

テヅカという役の配置が本当にすごいなと思うんですよ。いかにもこういう人いるいる!な感じで、すごく愛想のいい感じとか、会話のマウントの取り方とか、その場にいない一人を下げて他の人の共感を誘おうとする感じとか。いやらしいけどすごくわかるんですよね……たぶん一般的な人はエノモトとテヅカを足して二で割った感じなんじゃないかなとか思います。

 

最初はシタラは本当に犬を殺したのかとも思いましたが、さすがにそこまで仕込みをするようなキャラには見えないしあそこは本当に殺してるのかなあ。あるいは逃走中の通り魔がシタラっていう可能性もあるんですかね。それはさすがにないかな。出版関係っていってたからあの舞台は神保町付近?千代田区と練馬区ってそんなに遠いですかね……郊外民からすればすぐ近くに思えてしまうけど、電車乗らなければそこそこの距離はあるかな。どうだろう。でも作中もそれらしい場面あったけど、たとえ通り魔じゃなくてもシタラみたいなのに住所握られてるってめちゃくちゃ怖い。

 

自分で言うのもなんですがわからないしか書いてませんね……でも面白かったんですよ。一時間心臓を握られてる感じで怖かったですけど!鈴木勝秀さんの演出初めて見たんですが、ほかの作品もこういうテイストなのかな。すごく興味がわきました。


追記

テヅカが神経質にスマホの画面を拭くところ、印象的だった。あとシタラがスマホを持っていないって答えた後のエノモトとテヅカの反応の対比が興味深い。


ドリフェス!ファンミーティング03@日本青年館

ドリフェス!ファンミ03に行ってきました。三公演ある中、私が参加したのは18日昼・夜の二公演です。今回はライブ・録画配信があったので見ている人も多かったと思いますが、今回もまためちゃくちゃ楽しかったです。

 

私がドリフェス!プロジェクトで特に気に入っている部分に「関係者がプロジェクトに対しての愛情をファンの目に見える形で見せてくれる」というのがあるんですが、今回もそれが随所に感じられたのがやっぱり一番嬉しいな~とにこにこしてしまいました。ライブTをメンバーがデザインしてくれたり、配信番組担当の方が会場でオンラインチケットの売り子をしていたり、アニメ監督がコラボ店まで行ってくれたりとか。どこまで仕事のうちと判断するかは微妙なところかもしれないけれど、中の人が好き好きって言ってくれる作品は私も好きです。

 

大まかな流れは01、02と同じで芝居パート~バラエティパート~ライブパートという感じ。今回はオープニングの映像から気合が入ってて、そこそこの長さのあるアニメ映像のコラ?MAD的なやつ?に合わせてイベント向きの音声を新録していました。なんか既視感あると思ったら、ハンサムのやつでこんなの見た!な感じでした。これからの定番になるのかなこれ。圭吾くんの「顔はやめてくれ!」に笑ってしまった、ほんとだよ。

 

お芝居パートはDF運動会に向けて準備する面々というプロローグ的な感じ。ほんとユニフォームありがとう…!!!ってなりました。そーまくんのサッカーユニフォームもおっちゃ~すなかおるくんの野球ユニフォームも謎の新種目モナカーのユニフォームも最高にかわいかったです。ファンミのいっちゃんいつも全力でボケ倒していて不安になるけど、DearDreamとしてのリアルタイムの彼ら(アプリ側)はファン向けのところしか見られていないわけで、実はこんな感じなのかもしれない…とか思ったりするようなしないような。個人的には終盤の締めのところのかなちゃんの「脱線するところは脱線する!」の謎の間が気になります。あといっちゃんの「安心してふざけられるんですよ!」に純哉くんが「いつき、いいこと言う~!」ってなるところ。そんなにいいことか?と流されやすい純哉くんが心配になる。他にもウラブーインスパイアと思われる赤石白石パネルやらフライングして書いた103枚の読書感想文を投げ捨てる慎くん、やたらと勇人に尽くす傾向の発言をする圭吾くんと見どころたくさんです。まだまだライブ配信あるので見てない人はぜひ見てほしい。昼の部の芝居パート後に「へいらっしゃいは和菓子じゃなくて寿司屋ですよね」って突っ込んだ白石さん大好きです。

 

バラエティーパートは客席を巻き込んだ運動会。17日は一つ目が違ったようなんですが、18日は昼夜とも風船割りゲームと借り物競争でした。このコーナー前にくじ引きで2/2/3のチームに分かれるんですが、それがまた神の采配か!という出来でして。18昼はあたっくペア、白黒、トラシグで18夜は同級生コンビ、緑黒、赤紫金の組み合わせでした。昼の組み合わせすごすぎるでしょ~!それで咄嗟にトラシグゴーアヘッドをやってくれる三人がすごい。あたっくペアに黄色い声を上げまくってしまったんですが、サービス精神が旺盛な二人だからルール説明の時点でお手本お手本って二人で抱き合っててびっくりしたしありがとう……腐ってるつもりはないけど顔のいい人が絡むのを見るのは好き。風船割ってる間もすごく面白かったけど機敏な動きで次々割っていく姿に思わずガン見してしまった。あとこれは白黒ペアと夜の緑黒にも思ったんだけど、たぶんどのペアも無自覚に先輩が風船拾いの立ち位置にされてる。競技自体は腹筋同士でぶつかればいいけど身長差があると低い方が胸でやる羽目になるのか、痛がってる人は結構痛がってましね、株ちゃんとか。18昼のトラシグはなぜか3人でやるって強行しておしくらまんじゅうみたいになってたけど当然一つも割れずに風船をラフランスみたいな形に変えただけだった。

借り物競争はね、ルールを考えた人がすごい。昼夜2階席でしかも夜は通路より後ろだったんだけど、指定されたお題のものを観客から借りてきてゲットできるポイントが2階だと倍になるっていうんでなんだかんだ半分近くのメンバーが2階に来てたような。席が通路の二列後ろでドア側だったものだから一メートルくらい前をキャストがどんどん通り過ぎてびっくりしたしすごく楽しかった~。キャスト側もすぐに見つかるようなお題でもゆっくり時間をかけて客席回ってくれていたのでそういうコーナーなんでしょうね。17夜はかなりトンデモなお題が出ていたようですが、18日は比較的大人しめだったかな。美容器具とかびっくりしたけどちゃんと見つかっていて驚いた。

 

ライブパートは17夜と18夜が同じで、18昼は数曲変わってました。私は運よく両パターン観ることができたけど、18昼を見ていなかったら血の涙を流していたかもしれない……とまではいかなくても同様の人は多そうなので同じパターンが大阪配信回に来るのでは?と勝手に予想しています。

Aパターン→ドリグリ、ユメノコドウ、メビレ、F2F、ベスパ、シャッフルサクラレター、AfS、FYS

Bパターン→ドリグリ、ユメノコドウ、あな瞳、F2F、ベスパ、シャッフルユレル、AfS、あり花

で、合ってるかな?Aが17夜・18夜でBが18昼なんですが、何が爆弾だったかってWまさきであなたの瞳に踊らせてをやったことですよ。初出しで誰も想像してなかったし、ステージに二人しかいないのにイントロ流れた瞬間にほとんどの人がその場で死を予感したと思いますし始まったら死にました。本当にかっこよかった。

シャッフルサクラレターはもうアプリで音源が一部聞けるけれど、二人の声の相性いいなって毎回思います。二人で踊る時の振りも最高なんで見てない人は配信を見てください。シャッフルユレルは株ちゃんのユレル自体はハンサムで見てるはずなんですが、今回なんでかすごく踊りが印象的だったんですよね。キレキレというかパキパキという感じの…固めの動きなんですよね。動きが固いという意味ではなく、振りはしっかり入っての固さで、私は結構好きなタイプの動きなんです。ちょっと一回だと自分の目に自信が持てないので大阪の配信でもやってください。ちなみにその後のMCでそーまくんが嬉しそうに「俺二人曲って初めてなんですよ!だからすごく嬉しくて!しかもその相手が株さんで!」とか言ってる姿がかわいくて私も嬉しくてにこにこしてしまった。

あとドリカ演出はファンミ行くくらい好きならライト買って参加しといた方がいいと思います。中に挿すドリカは3枚500円のパック買ってもいいし、こだわりがなければ入場時にキャンブロR慎くんもらえるので。アプリのレベルが70超えていればキャンブロRいっちゃんももらえるし、物販で配信チケット買えばキャンブロR純哉くんももらえますよ。ここまで来たら物販のCDコーナーでユメノコドウも買いましょう、キャンブロRかなちゃん入っています。チヅは12月発売のCD収録予定なのでチヅがほしい人はドリカパックを買ってください。

 

余談ですがまさきくんのダンスの好きなところは柔軟性とメリハリです。ストラボのハンサムのダンス練習風景とか見るとわかりやすいんですが、メインの動きを大きく見せるために他の部分の動きを控えめにしてるように見えるんですよね。あと動作の一つ一つの動きがなめらかで、振りの一つ一つの間に違和感が少ない。今回連れてった子にライブ前にそれを伝えるのを忘れて大失敗したのでここに書いときます。素人目線なんでえらそうなことはいえませんが、メリハリ部分に関しては特に見てほしいです。

 

長々書いたけど、本当にめちゃくちゃ楽しいイベントでした。全パートでスクリーンもしっかり使っていてくれたので、後ろの席や2階席でもしっかり見られましたし。まあしいて言うならキャストブロマイドは上限30とかにしとけってことくらいかな。通販予定だそうなので、アスマさんならハンサム系のCDまでに出してくれると送料的な意味で助かるな~とか思ってます。

ネタバレしまくっていてあれですが、まだまだ大阪公演間に合うのでみんな配信見ましょう!私はあな瞳が来ると信じて、単発チケは東京の録画に回して、大阪用に見放題チケット買うことにします。AでもBでもないパターンが来るかもしれないし、もしかしてもしかしたらいつ純の鳥籠か白黒のメビレが見れちゃうかもしれない。あと東京3公演で毎回新情報出してきてさらにイベント終わった数日後にまた新情報出してきちゃう公式くんなので、大阪でもどんな爆弾落とされるかと思うと今からすごく楽しみ。30夜の発表はファーストライブの円盤発表と祈って週末を待ちます。

あんステ~Judge of Knights~@シアター1010

ジャッジメント見てきました。前々作のTYMがあまり好みでなかった上に今回は推しユニットfineも出番は少なさそうなので……と期待値低めで見に行ったんですが、結果的にはすごく楽しかった!面白かった!面白かったら円盤買えばいいやと思って開演前予約台スルーしたくせに幕間に予約台に駆け込むくらいには夢中になりました。

 

前回同様「ここでライブいる!?」と思わされる場面は多々ありましたが、まあそれがあんステといえなくもないのかも。とはいえfineのライブシーンは相変わらずよかったです。終わシンはもちろんのことNeo Sanctuaryまでやったのには驚きでしたが。Neo Sanctuaryは絶対にメインストの対トリスタ戦で歌ってほしかったのでここでやってしまっていいのかちょっと不安が残ります。歌は安定してると思うし、豊くんのあの固めのダンスも弓弦みあって好きなんですよね。裕月くんはTYMの時よりもさらに生き生きしていた気がしました。シンシャイの客降りで真ん中通路をお客さんとタッチしながら下手から上手に駆け抜け、そのまま壁沿い通路を最後列まで行って一番後ろのお客さんともタッチしてからダッシュでステージに戻った裕月くんに私プレゼンツ15日ソワレファンサ賞をあげたい。あまりに急いで戻ったせいか途中でハットが取れかけちゃって、後半のダンスずっとハットを押さえながら踊ってたのかわいかったし、曲後に前山くんに「それどうしたの?」って感じで指さされてたのもかわいかった。

 

ライブシーンは紅月もよかった。紅月も毎回いいんですけど、今回は今まで樋口くんのみだった刀を三人全員が持って踊ります。よく考えてみれば曲冒頭から腰に差してたのにサビで刀を抜くまで全然気が付かなかったの、自分の観察力のなさがよくわかります。Rabbitsはとにかくかわいい。夏目くんしゃべり声はかわいいのに歌になると声がイケメンになるのも声優準拠なのか?と思った。大崎くんはなずなの噛み噛みしゃべりがよく再現出来てたと思う。あとナイキラ衣装がとてもよく似合ってた。宮崎くんもすごく友也くんだったし、シンシャイの時とか渉とちょいちょい絡んでいて見ていて面白かったですね。圭登くんは一人でつなぐシーンもあったし紅茶部ともユニットとも絡みがあって楽しかったな。ライブ中はどうしても圭登くん見てしまうんですよね、かわいい。個人的にはユニット衣装のトップスは常に腹チラする丈よりも踊ったり手を挙げたときにチラッとのぞくくらいの方がいいよ!と思った。

 

Knightsは想像以上にみんなKnightsだった!って推しユニでもないのにいうのもどうかと思いますが。パフォーマンスは荒牧くん最高にかっこよかったな……パフォーマンス以外のところでも、あまり動きがないシーンできれいすぎて遠目にはマネキンのように見えました(もちろん悪い意味ではなく)。ステKnightsでは一番背が高いのかな?大きい男好きです。北川くんはかさくんのあのルー大柴口調がすごく上手でした。上手すぎて途中ちょっと訛ってるように聞こえたのがかわいかった。最後の名乗りのシーンめちゃくちゃかっこいいので、担当の人にはぜひ見てほしい。橋本くんのレオもほんとレオ。スタジオ中に作曲メモしちゃうところとか全身でやっててレオの変人さがよく出てたし、かと思うと真面目な声で痛いところをついてくるところはレオのとらえどころのなさが感じられてよかった。カテコでうっちゅ~のポーズしてくれたのかわいかったな。ジャッジメント衣装みんな似合っていたけど個人的な好みにより北村くんと荒牧くん特にサイコーでした。かさくんのマントがちゃんと他の人より長くなってたのもマント好きとしては大満足でした。

 

ストーリーはジャッジメントを中心に小ネタでロビンフッドやら追憶も混ぜてる感じでした。冒頭で瀬名さんが「れおくん」とか言い出したからびっくりした。他にもちょいちょい他のイベストガチャスト読んでるとなお楽しめる部分があったような気もするけど、記憶が定かでない。円盤をお楽しみに。

 

あと印象的だったところを箇条書きで。

弓道部の場面、弓道着姿の三人の中一人だけ体の厚みが違う豊くんに大喜びしてしまった。

・ナイトキラーズという名前を英智が誇らしげに言う度にエコーがかかる。そしてダサいという凛月と大将。

・しののん「紅茶を落っことしちゃうと、怒っちゃ~うぞ」という話の紅茶部のシーンでポットを持ったまま転ぶ。英智「おこっちゃ~うぞ♡」

・レオがナイキラの面子を探すためにfineの練習に押しかけるシーン。誘われると思ってソワソワしているが結局選ばれなかった渉。

 

個人的にはらびっつ一年生組とお姉ちゃんの絡みのシーン、光くんとお姉ちゃんに少しでも陸上部らしいセリフがほしかったなと。「嵐ちゃん先輩」「光ちゃん」すらなかったので、原作知らない人には初対面に見えただろうなあ。紅茶部と弓道部はがっつり場面があったので余計に残念に感じてしまいました。アドちゃん先輩も揃ってからのお楽しみということかもしれませんが。

 

とはいえあんステジャッジメントめっちゃ楽しかったのでこれから行く人は(読んでないと思うけど)お楽しみに。ライビュも場所によってはチケット残っているようなので検討の余地ありですよ。

 

来年前半にはメインスト完結編が見たいです。

URA!URA!Booost@紀伊国屋サザンシアターその2

千穐楽お疲れさまでした。前回の感想から1回増やして結局2回見ました。記憶力がないので変わっているのか最初からそうだったのか区別がつかないけど、少し間を置くと色々な発見があるな~と感じた。

 

最後にテツオに学ランを届ける(おそらく現応援団長の)そうまくんが22期だった気がするのでテツオ達12期は32歳なんだろうけど、それを前提に見ると彼らの状況にぐっとリアリティを感じる気がするんですよね。32歳で「こんなに尽くしたと思っていた」会社をクビになり婚約者を失うテツオの絶望とか、ある程度経験を積んだだろう会社を辞めて故郷の熊本に帰ったコウイチロウの決心の重さとか。告別式の再会での発言を見るにセイジの結婚の際にはみんな集合してなさそうだし、なんかこう、卒業して時間が経って少しずつ連絡する頻度が落ちてきてる感じが伝わるんですよね。ダイスケは頻繁に各自に連絡を取ってたかもしれないけど、全員で集まったりしていることはほとんどなさそうな印象。

 

そういえばテツオは挙式する予定だったみたいだけど、そこに援団の同期を呼ぶ予定はなかったのかな。チエちゃんががチア部の長尾さんと同一人物なら、チエちゃんもチア部のメンバーとか呼びそうなのにな~。呼ぶ予定あるなら三か月前なら打診してるだろうし連絡先がわからないってことにはならなさそうだからマジで呼ぶ予定なかったのかも。ダイスケのことがなかったらこの先一生会わなかったかもしれなかったら、ラストの告別式の集合ってすごく特別なものに感じる。テツオも通夜に向かった時点では同期にダイスケの訃報を伝えるつもりなかったみたいだしなあ。

 

最後に全員でキタコ気エールやってる中袴姿のダイスケが下りてくるシーンで、健太さんが愛おしそうに皆を見回しながら下りてくる時のやわらかな表情がすごく好き。テツオも降りてきたダイスケとは直接に触れたりせずに目を合わせるだけで位置交代した気がするんだけど、あそこも「ダイスケが一緒に応援しに来る」って信じてた感じがしてすごくぐっと来るんですよね。実際はダイスケの棺に向かって皆がエールを送ってるんだろうけど、気持ちの中では皆ダイスケと一緒にエールを送ってたんだろうなって。ダイスケ、病院で皆でキタコ気やりたいって言ってたもんね。

 

なんかお話自体に関してはまだまだ考えられそうな気もするけど、いかんせん後は記憶が劣化するのみな感じがするので早く円盤出てほしい……舞台上のすべてを把握したいので舞台全景おさめた資料映像的なアレもほしい。

 

続きは自分のための箇条書き。

・サトシ近況報告でセイジが移動するタイミングでメガネをかけてた

・コウイチロウの連絡ミスでダイスケとコウイチロウが喧嘩になるところ。怒って暴れるソウタを後ろから羽交い絞めにして止めるセイジ→泣くソウタを抱きしめるセイジ→二人でダイスケとコウイチロウの喧嘩を止める流れに加わる

・ユタカの近況。初日は警察に捕まってなかった気がする

・ソウタのうさぎ跳び、階段を使わずに上の段に飛び乗るのめちゃくちゃすごい。

・チア部との合同練習直前、体育座りのまま小さく喜びをアピるサトシと瞑想するソウタ

 

眠すぎて時間切れ……思い出したら追加する。

URA!URA!Booost@紀伊国屋サザンシアター

劇団プレステージの舞台をやっと生で見られました。DVDで「Have a good time?」は見ていたけれど、生で見るのは初めてだったのでとにかくまず見られたことに感動してしまった。チケット三回分おさえて、今日で二回目を見てきたところ。初回はとにかく人の流れを追うので精いっぱいだったけど、今日はなんとなく話の受け取り方が分かった気がしました。以下ネタバレのため注意。

 

 

 

今井さん演じるテツオは上司のミスを押し付けられて会社をクビになり、それがもとで婚約者のチエとも別れることになり、人生がどうでもよくなっていた。追い打ちをかけるように学生時代に応援団の同期で団長だったダイスケが亡くなり、いままで自分を力づけてくれていた彼の通夜でテツオはダイスケの声を聴く。

 

…という感じのストーリーで、話自体はテツオとダイスケ(幽霊ではなく、テツオの中にいるダイスケと自称している)の会話を軸に彼らの応援団時代を振り返っていく流れになってる。新入生として応援団に入って、先輩の理不尽なしごきを受けて、何度も辞めたいと思って、それでも辞めずに最上級生になって最後の応援をするところまで。正直言うと一回目は応援がテーマなのもわかるし話の流れも理解できるけど、この舞台のキモがなんだかよくわからなかった。でも二回目を見て、これはテツオが自分がどうしようもないくらいどん底にいる自分を奮い立たせる話であり(ダイスケの言にもあったように)、同時に観客がエールをもらう話なんだなと理解した。何度も繰り返される応援も少し首をひねってしまうような団訓も、これが劇団から観客へのエールなんだなと。ハグティのアンサーってこういうことなのか!と一人ガッテンしてしまった気持ち。見終わった後はとにかくめちゃくちゃな熱量をぶつけられてぼーっとしてしまうしなんなら頭が痛くなります(笑) 個人的にはマチソワは観覧する体力も演者側の体力(+喉)も大変そう……今日の土曜が初一日二回なんですよね。みなさん喉休めてくださいね。

 

そしてここからはまさきくんの話をするんですが、彼の役どころはテツオと同期の応援団員のひとり。サトシという名前なんですが、とにかく影が薄く、忘れられがちで、空気のようだといわれてしまうような立ち位置。そのサトシという名前も本編中に一体何回出たか……というくらい。そんなキャラなので舞台上にいる時間の割にはセリフもそう多くないんですが、その分彼の細かい演技がすごく見えてですね。入学したての頃のへっぴり腰の演技とか、こっそり人数を数える様子とか、おどおどびくびくしている様子がすごくいい。個人的に見せ場だと思っているのは、最上級生になった時のダイスケの団長を譲ってもいいという発言に言い返すところと、告別式のシーンで加藤さんのセリフを遮っちゃうところ。この二つは最初からのサトシのキャラクターがあって初めて活かされる場面なのでサトシというキャラクターの見どころだと思ってます。特にダイスケに言い返すところは、その手前のシーンで小さく手に力を入れてるように見えるんですよ。みんながワイワイしてるところも少し離れて見てたりして。考えれば考えるほど、サトシはなんで応援団に入ったんだ?って疑問が膨らむわけなんだけども(笑)

 

あと演舞……演舞ほんと最高にかっこいいです。まさきくんの演舞ばっかり見てるのでまさきくんの演舞のことしか書けませんが、本当にかっこいい。キレがいい!と言いたいけど隣がゆじろさんでゆじろさんもキレキレだから目が足りないんですよ。あと合いの手のやつは絶対健太さんにも目がいっちゃうし、なんなら株ちゃんが団旗を客席に触れないぎりぎりで振ってるのもすげーって目が奪われる。あれ最前のひと実際どのくらい近いんですかね?教えて最前席のひと。

最後、今井さんが団長役やる時の名乗り(?)も泣けるし、その今井さんに学ラン渡しに来るたぶん現団長のそーまくんが何を言っているのかわからないってのも泣けるし、エールを送ってるとは袴姿の健太さんがゆっくり降りてくるのも泣ける。初回は色々舞台の上で起こってることを追いかけるのに必死で、二回目すとんと落ちた瞬間に色々泣けてきてしまった。今思えばそりゃ泣かされるよこんな話って感じなんですよね……。

 

とりあえず思いつくことをつらつらと書いてみたけど、あと一回チケット残ってるので今はそれが楽しみで仕方ないです。四日目ですでに初日と演出変わってるところいくつかあったので(チエちゃんに投げ飛ばされる前に抱き合ってるところとか、王様の命令は撤回!のところとか)、最後までにどれだけ変わるのか今から楽しみ。残念ながら私が持っているのは最終日のチケットではないけれど、ぜひ円盤が出てくれるといいなと思いつつ、これからもエールの交換を続けたいなと思うのでした。

片想い@三越劇場

樫田さんの「片想い」初日と千秋楽観てきました。かおるくんの初舞台!しかも樫田さん!あんステで見た圭登くんもいる!ということでその辺に注目するつもりで見てきたんですが、すごくいい舞台でした。さすが安心と信頼の樫田さん。今回は二回入ってセンターと下手側の席だったんだけど、それぞれ見え方も違った気がして新鮮な気持ちで楽しめた気がする。いつもこうだといいのにな~(笑)

 

以下備忘録的な雑感。今回パンフもないので記憶だよりで書いてるけれど、間違いに気づいた人いたら指摘していただけると助かります。思い出したら追記するかも。ネタバレもりもりです。

 

終戦直前の東山動物園が舞台で、かおるくんはそこで働く飼育員・シズオ役(パンフレットがないのでシズオに限らず登場人物の正確な名前(漢字表記とか)がわからないので暫定的にカタカナ表記にします)。悲しい経験で家族を亡くしていて、そのため誰も傷つけたくない・喧嘩をしたくないと笑顔を絶やさないという役でした。最初に舞台に登場した時、一見してかおるくんか自信が持てなくてガン見してしまったんですけど、そういえば彼大きいんですよね。DearDreamにいる時はチヅという役柄もあってかあまり大きい印象がないんですけど、個人として舞台で他の役者さんと並んでると記憶よりも大きいし体がしっかりしているなあと。ここ最近のツイッターの写真とか見る限りだとむしろ稽古疲れか役作りかで痩せている印象だったので、余計に意外に思ったのかも。

 

そんなシズオはしょっちゅう体のどこかを搔いていて、誰かがふざけてる時には一緒になってふざけてしまうような男の子っぽい男の子なところもあれば、納得いかないことは園長にも声を上げることができるまっすぐな少年。設定年齢は何歳くらいだったんだろう、碧斗くん演じるミノルは17歳だけど徴兵逃れで~ってくだりがあったけれど圭登くんのイッペイとシズオはそれより年上だと思っていいんだよね。特にイッペイは実家を離れて単身名古屋に来ているようだったし。その辺りの時代不勉強なのでちょっとちゃんと勉強しておいた方がいいかも……とまとめながら反省。

 

・ゾウもいるぞう、絶対初日より千秋楽の方が回数増えてたと思うんだけどどうだろう?もう言うだけで笑えるのでずるい。

・カーテンコールから捌ける時、去り際に「ありがとう」の手話をやってくれるところマジかおるくん。

・厳密にどこのシーンか思い出せないけどシズオが空に向かって石を投げるシーン。元野球部のかおるくんのガチ投げのフォームがすごくよかった。

・手話が暗号とみなされスパイと思われるというくだり、この世界の片隅にですずさんが戦艦をスケッチしていてスパイ容疑かけられる場面を思い出した。

マタギのテルオが登場するシーン。園長の甥と知ってから見ると、なるほど動物の祟りとかテルオをかばうように前に出た園長がほとんどしゃべってる。園長がスパイとして送り込むためにテルオを連れてきたって思うとうまい場面。

・りつ子さんに披露する歌の歌詞はイッペイが考えたとミツヒロ大尉に話す場面。「恥ずかしい」という言葉ではなく「照れるんですけど」という言葉選びがすごく印象的で好き。そうだよ全然恥ずかしいことじゃないはずなんだけど、でも自分だったら「恥ずかしい」という言葉を選んでしまっていただろうなあと。

・りつ子さんが人間魚雷をやりたいという話をしていたというシーン。あたっくの二人が頭を過ぎってめちゃくちゃ悲しくなってしまった。あたっくロス再燃の危機。

・森本先生、生理的に嫌いな女過ぎて無理無理無理無理って思いながら見てたけど、そこまで思わせる福田さんに興味わいてきた。シズオと仲良くなってから角がとれてやわらかくなってるのが目に見えるような演技すごいと思いました。

・伍長役の津田さんとにかく美声だしちょいちょい津田さんリサイタルコーナーがぶっこまれるの楽しかった。いまぐぐってテニプリの柳生の声優さんと知ってびっくりしてる。

 

最後の歌のシーン。かおるくんと圭登くんは踊れるのを知っていたのでついつい二人ばかり見てしまった。特に千秋楽は前日のEテレのSwitchという番組で大知くんが「ダンスはそれぞれの動きにメリハリをつけて踊る」と話していたのが、シュウサクさんの「手話は棒読みでは伝わらない、感情をこめてやらなくてはいけない」という話と重なって、そんな部分も意識して見てしまった。優劣の話ではなく皆それぞれに作中で言う「棒読みじゃなく」感情をこめてやっているのがわかるけれど、かおるくんは振りのさばきのキレがよくて、そこにアイドルとしてのかおるくんがにじみ出てる感じがして妙にぐっときてしまった。

 

なによりあたっくで樫田さんのプレ稽古の厳しさは漏れ聞いていたし、舞台初挑戦のしょごいつくん達の堂々とした姿からも稽古の大変さはうかがいしれていたわけで。しかもオレサマ上海緊急生放送とド!の仕事も並行していてツイッター越しに見るこちらが心配になってしまうような中、本当に最高にかっこいい姿を見せてくれたかおるくんに素直に感動してしまったんですよね。プロの人に「がんばってる」って言うのはなんか違う気がするんだけど、生半可ながんばりレベルじゃないがんばりを見せてくれたんだろうなって思ったというか、こちらがそんな心配をするのがおこがましいと思えるような堂々とした役者っぷりでした。そんな彼の初舞台の初日と千秋楽に立ち会えたの本当に幸福なことだなと。この記憶を来世に持っていきたい。

 

千秋楽の挨拶の8月6日に戦争を生き延びた三越劇場でこの舞台をやることに意味を感じるって話、本当にその通りだし改めて気付かせてくれてありがとうと思いました。次回があればまた見に行きたい!と思える舞台でした。

PPAP@赤坂ブリッツ

PPAP@7/16夜公演行ってきました。すーごーく楽しかった!

新参だからと一公演に絞らず全公演取ればよかった。次回は全公演取ります。学びました。

 

イベントグッズは黄色のペンライト一種のみ。まだP1入ってないからTシャツ買おうか迷ったけど本公演の時でもいいかな~と見送り。あとあとライブ中も何回も思ったけど、一色ペンライトってカチカチ色変えしなくていいので大好きです。推し色光らせたい気持ちもあるけど、それでステージの頭みられなかったら意味ないんだよなーと。あとルミカのライトの操作性大好き。

 

会場前の入場列に並んでたら前の方から歓声が上がって、なになに?と思ったらよっちゃんが入っていくところでした。ほとんど後ろ姿で顔はちらっとしか見えなかったけどかっこよかった。

 

二階席だったんですが、せり出したところの端の席だったので前に席もなくてステージがまるまる見渡せる位置でした。ダンスのフォーメーション見るの好きなので嬉しいし、ステージにも大きいスクリーン用意しててすごく見やすかった。スクリーン使ってくれるやさしさ個人的にめちゃくちゃポイント高いです。

 

開演前アナウンスはなんと長尾さんのお母さん、一通り諸注意言った後に名乗って会場びっくりしてた。「たくちゃん、みんなを楽しませてね」とか言ってたかな。アナウンスすごくお上手でした。あと途中のナレーション結城さんでした!こっちもびっくりした。

 

一曲目はアウタースペース109。これ人数ごとに切ってダンスが輪唱みたいになる感じすごく好きなんですよね!特に今回は上から見下ろせたのでそれがばっちり見えてすごく楽しかった~。ほぼまさきくん定点してましたが、本当に楽しそうに踊るので見ていて顔がにやついてしまった。

 

先日ハグティ見たばっかりでずっと頭の中を占領してた仮面晩餐会も聞けて嬉しかった。最後のサビの前、今井さん「長尾のかあちゃんありがとな」だったような。これ先週の渋ラジで音源流してたんでCDか配信かとにかく音源ください。リバースはシンが脱退して、そうまくんこと新シンが加入してました。曲中気付けなかったので、その記憶をもってもう一周見させてほしい。あとやっぱりコウの株ちゃんかわいいです、好き。

 

前半はリサウンドのライブハウスのオーディションを色んなグループが受けに来るっていう体でコントと歌を挟みながら進む感じでした。最終的には各グループの演目の一文字目を並べると「8月サザンシアターで待り」になるんだけど、詳細がうろ覚え……。オタクふれんず「月火水木金どっかーん」(だっけ?)のオタ芸がすごかったのは印象的だった(笑) あとリバースが「アイウエオーレ!」という日本の飲料のCMで、「ン!?SHOW」とかもあった気がする。まさきくんの「まさき!まさき!」という謎のステップとボイパも笑ったし、挨拶がヒェア!だったの地味にツボってしまった。この辺はオカワリ限定配信に期待させてほしい~記憶頼りにしてしまうのがもったいない。新平さんの餅まきショー楽しかったし、あとあとTLで実際にチラシもらったって人見てふふってなってしまった。

 

後半のライブではヘタクソな歌が聞けたので大満足!あとはゴーストレイト、Have a good time?とあと思い出せない… 後半楽しすぎて記憶がとぎれとぎれなんですよね。前半はコントとライブ休み休みだったから落ち着いてみられたんだけど、後半はとにかく歌って踊る推しちゃんがかわいくて。みんなハッピみたいなの着てて、まさきくんが緑でそうまくんと株ちゃんが赤だった記憶。

 

アンコールの青春のプレステージの時に客席降りあって、2階だしな~とか思ってたら章太郎さんと今井さんとゆうじろうさんと健太さん来てくれてびっくりした。うれしかった~!今井さんすごく身を乗り出して奥の席の子にまでハイタッチしてくれてた。ゆうじろうさんは反対のブロック来ると深々とお辞儀するところが素敵だな~と思ったり。

 

最後は本公演のチラシもらって退場。チケット手売り……そういうものもあるのか!とまた一つ学んで会場を後にしました。販売ブースですれ違った時が当日一番の接近でしたけど近くで見てもスーパーかわいかった。来月の本公演の期待値がぐーんと上がってしまいました。